「『詰碁を毎日100問連続で正解できているのか』と聞いたら、『できていない』と息子が答えたことは先ほど話しましたが、老化が進んでしまったので、必ず詰碁を毎日100問連続で解き、陰の本を毎日一冊破るように言ったのです。」

「息子さんは同意したのですか」と町会長。

「この頃になると、陰の本が色々な問題を起こしているのが分かるようになっていたので、破ることには抵抗がなかったようです。」

「それでは、なぜ、1度に全て破らせなかったのですか」と町会長。

「実は、動体視力が高い人は結構いるのですが、その人たちの多くは、ミスが多いため大学にも行けないのです。」

「一般の人の中に、天才系より頭の回転がいい人がいるということですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。頭の回転がよくなると、普通の人が気がつかないことに気がつくようになるので、ちょっと長話をすれば簡単に分かります。」

「頭の回転がよくなると、普通の人が気がつかないことに気がつくようになるのですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。僕も動体視力が上がってから、今まで気がつかなかったことに気が付いたり、長年考え続けても解けなかった問題なども、ちょっとしたことに気がつき問題解決ができたりしています。」

「しかし、動体視力が上がるとミスが多くなるということなのですね」と町会長。

「そうなんですよ。詰碁で頑張っているのも、1つには、その問題があるのです。」

「と言いますと?」と町会長。

「詰碁で、絶対にミスをしないように毎日頑張ると、日常の行動に影響が出るのです。」

「日常の行動でもミスがなくなるのですか」と町会長。

「ミスはなくなりはしませんが、少なくなります。」

「なるほど」と町会長。

「陰の本を1度に処分しないようにしているのも、ミスを少なくする対策です。」

「と言いますと?」と町会長。

「陰の本は、経絡によって老化を促進させる大きな原因の1つなので、陰の本を持っていれば、脳の機能も体力も老化し続けます。」

「脳を緩めようとしても、陰の本を500冊も持っていては、簡単には緩まないのではありませんか」と町会長。

「基本的には、おっしゃる通りなのですが、息子の場合には、体の中で最も緩みにくい胃経の三里が緩んでいるのです。」

「それでは、普通の人より簡単に脳が緩むということですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。」

2021/12/21

<水道後記89>
実験に使って埋めてあるポリエチレン管と新たに購入した30メートルのポリエチレン管を水栓の複合継ぎ手で最後に接続することにした。ポリエチレン管が地面の上に横たわっているところなので接続が簡単だと思ったからだ。

複合継ぎ手と追加購入した30mのポリエチレン管の接続にはTBCの継ぎ手を使った。インコアを打ち込んで八角ボルトを締めて接続したが、接続に時間はかからなかった。しかし、一番簡単だと思った、実験に使って埋めてあるポリエチレン管と新たに購入した30メートルのポリエチレン管を水栓の複合継ぎ手で接続しようとすると思わぬ問題が起こった。

接続すること自体は簡単にできたのだが、水栓がまっすぐ上を向かないで、斜め上方を向いてしまうのだ。水栓には、ポリエチレン管と接続するために、雄ネジと雌ネジが両側にシールでネジ接続してある。雄ネジと雌ネジを接続しなければならなかった理由は、水栓の左右が雄ネジと雌ネジになっているからだ。

ポリエチレン管の一方は、インコアを打ち込んで雄ネジに八角ボルトを締めて接続し、もう一方も、インコアを打ち込んで雌ネジに八角ボルトを締めて接続してある。問題は、八角ボルトを強く閉めようとすると、ポリエチレン管もネジと一緒に回って捻れてしまい、締め具を外すとポリエチレン管のねじれが戻るので、水栓が横を向いてしまうのだ。やっとのことで水栓が上を向くようになったが、通水実験をすると思わぬことが起こった。<続く>

2024/12/5